現場(記者)重視の風潮、個人の権限が強い

○現場(記者)重視の風潮、個人の権限が強い

日経新聞社の編集局について、解説しています。

前回、
「記事の扱いは暗黙の了解のもとその都度決めるので、記者とデスクの対立もよくある」
と書きました。

最終決定権を持っているのはデスク(中間管理職)なのですが、実際に原稿を書くのは記者(ヒラ社員)なので、記者の意見をないがしろにすることはできません。

「これはやっとつかんだネタだから、どうしても本紙に載せてほしい」
と記者が頼んだのに、デスクが他の新聞に掲載したり、なんらかの理由で本紙からはみだしてしまったりすると、
「あのデスクは頼りにならない」
と記者にそっぽをむかれることになります。
そうなると、自分が担当のときに、よい記事をだしてもらえなくなります。
現場をないがしろにすると、しっぺ返しを食うのはどこでも同じです。

原稿の扱いは常に微妙で、記者のプライド(存在意義)にかかわるので、デスクは、麻雀や「飲みにケーション」など日頃からのつきあいから、取材や原稿の書き方などで面倒を見るまで、記者との信頼関係をとても大切にしています。

ただ、一般企業と違うのは、ヒラ社員であるにもかかわらず記者は「独立した存在」として大変尊重され権限を持たされており、それは入社1年目であっても変わりません。
「実際に取材をしているのは、お前だけなのだから」
と、デスクは責任を持たせると同時に、その結果を最大限生かそうとしてくれます。

上司としての権限で、上から押さえつけようとすることはほとんどなく、サラリーマンでありながら独立した権限を有する、検察庁の検事に似ていると感じたことさえあります。チームで仕事をするわけでなく、個人の力量にかかっているからかもしれません。

                          
☆──[今回のまとめ]─────────────   
                              
1.現場の記者を尊重      
2.デスクは記者との信頼関係を重視
3.新人記者でも1人前の責任と権限がある
                                  
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posted by 伊藤雄一郎 | 日経を知ろう