編集局長が紙面の大方針を決める

○編集局長が紙面の大方針を決める

日経新聞社の編集局について、解説しています。

前回、「現場(記者)重視の風潮、個人の権限が強い。新人記者でも尊重される」と書きました。

一般企業との違いはここにあると思います。
とはいえ、日経も企業であり、タテ社会であることに違いはないので、一般企業と同じ面も、もちろんあります。

組織的なことでいうと、編集局の権力ピラミッドは、
「編集局長―編集局次長―部長―デスク(課長)−キャップ(係長・主任)−記者(ヒラ)」となっています。

編集局長は、専務あるいは常務取締役でもあり、販売や印刷など他の局長たちと一緒に、本社の最高意思決定機関である「常務会」(常務以上が出席)に参加します。

日経新聞本紙の編集については、編集局長が全面的に責任を持っており、おおまかな大方針を決定します。つまり雑誌でいう編集長と同じですね。
日経産業新聞日経MJについては、複数いる編集局次長がそれぞれ編集長を兼ねています。

「編集長が変わると、紙面が変わる」
とマスコミではいわれます。出版社の発行する雑誌は、編集長の個性が前面にでやすいので、最近では、たとえば「ヘアヌード写真の掲載をやめた」週刊誌とか、「事件モノをあまり載せない」と決めた雑誌があります。

雑誌と違って、毎日読みなれた新聞はあまり大きな紙面の特徴の変動がないように思われがちですが、春や秋になると「新紙面のお知らせ」というのが1面に載り、連載の企画記事が新設されたり、コラム欄がスタートしたり、さりげなく変更されています。

これらは編集長の考え方・好みとみて間違いなく、通常の紙面でも、たとえば、アジアの記事が大きく扱われているのを見て、
「アメリカの話で作り直せ」などとわがままをいって、部下を困らせたりします(笑)

このあたりは、一般の企業でもよくあることですね。

☆──[今回のまとめ]─────────────   
1.組織形態・権限は一般企業に同じ      
2.編集長が編集方針を決める
3.さりげなく紙面の変更を実施
☆───────────────────────


日経新聞へ商品や企業を売り込みたい、
もっと日経について知りたい方はこちら
   ↓↓
日経新聞にこう売り込め!」DVD 大好評発売中!!
ベンチャー企業、中小企業の経営者・PR担当の方、
日経を深読みしたいビジネスマンの方必見です。

ビジネスに欠かせない日本経済新聞の舞台裏を明らかにしました!
他紙との違いや取材体制、狙い目のページなど、もと日経記者だからこそ
わかる内情と、売り込むためのハウツーが満載です。
★詳細・ご注文はこちら→http://www.limited1.jp/dvd/nikkei/
                    

ブログランキングにエントリー中です。面白いと思った方は応援の1クリックお願いします→人気blogランキングへ





posted by 伊藤雄一郎 | 日経を知ろう