経済部が一番、政治部が二番

○金融経済部が一番、政治部が二番

日経新聞社の編集局について、解説しています。

前回は、「経済畑が強く、地方が少ない。<少年探偵団>の謎」について書きました。

編集局は、東京本社の場合、30以上の部によって成り立っています。そのうち、記事の審査や管理、写真などを除いた、いわゆる一般的な意味の「新聞記者」が在籍して取材執筆しているのは、ざっと20ほどです。

具体的にみていきましょう。
まず、経済関係の「硬派」から。

<金融経済部>
日経の本丸です。最大のエリート部署で、優秀な記者が他の部署からも、どんどん集められます。もっとも社長を輩出しています。自分たちが一番偉いと信じて疑わないので、別名「帝国主義」

霞が関の経済官庁すべて、日銀などマクロ経済を担当しています。記者の数は4〜50人います。もうひとつの別名は、「(新聞の)1面担当」。
本紙の1面は金融経済部が基本的に書くものだ、という暗黙の了解があります。
誇りを持つと同時に、責任を負っているといってもいいでしょう。

日経は官尊民卑なので、官庁ネタは常に大きな扱いになりがちです。他紙では小さな扱いのネタが、1面トップにきたりします。ときどき、1面にふさわしいニュースがなくてデスクが困ると、キャップが事前に仕込んでおいた、本省の課長補佐クラスの考えたアイデアを出してみたりもします。
「なぜこれが1面トップなの?」と感じたら、思い出してください(笑)

ロンドン、ニューヨークなど、欧米の主要な海外支局にも、必ず記者を派遣しています。

<政治部>
経済部に次ぐ社内的地位があります。経済部以外で社長を出すのは、ここだけです。記者を経て政治家になった人もいて、有名なところでは、宮沢喜一氏と争った田中六助氏(元自民党幹事長)、現在では、中川秀直・元自民党幹事長がいます。

永田町にある各政党や霞ヶ関の中央官庁などを担当しています。記者は30−40人います。新聞社の旗を立てたハイヤーを乗り回し、政治家や官僚への「夜討ち朝駆け」を日常的に繰り返し、たくさん取材していますが、記事にできない裏話が多く、また他紙に比べて政治面が少ないので、あまり執筆ができません。

海外支局では、ワシントンや北京などに記者を必ず出しています。
                          
☆──[今回のまとめ]─────────────   
1.金融経済部は日経の本丸     
2.特徴は「帝国主義」「1面責任担当」
3.政治部は取材しても書かない
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posted by 伊藤雄一郎 | 日経を知ろう