誰にどうやってアプローチするか? その2

誰にアプローチするか? その2



それでは、これらの人の中で、誰にアプローチするのがよいでしょうか?

前述のように、CPは論外です。
また、デスクも管理職なので、頭脳勝負が中心です。部下があげてきたアイデアやネタを、チェックして判断するのが、主な仕事になります。

そのため、売り込みは、PDにいきましょう。あるいは、記者個人へいくべきです。

彼らは常日頃から、「なにかネタになるものはないか?」とキョロキョロするのが仕事ですから、そこに情報を提供するのが一番です。

一般企業の方は、「高い地位の役職者に認めてもらうほうが、もっともよいだろう」と考えがちですが、マスコミの価値観は違います。

あくまで番組は現場の人間が作るもので、現場の意見が最優先されるものなのです。

ここを間違えないでください。

CPやデスクなどに話を持って行っても、「PDや記者に話してください」と突っ返されるのがオチです。



気をつけたいこと



別の面からもアプローチを考えてみましょう。

たとえば、地方にある企業の場合は、地元にあるNHKの支局に売り込むのがベターです。組織体制として、全国に支局網を敷いているので、「地元のネタは地元から」が基本になります。

これも、間違えて、いきなり東京の本局に売り込むと、「地元へ行ってください」と追い返されます。気をつけましょう。

また、「どの番組でもいいから取り上げてほしい」という売り込みは、最低です。必ず、個別の番組へ持っていきましょう。

そのためには、準備として、番組の趣旨や傾向を理解し、それにあったネタをそろえる、あるいは作る、さらには見せかける、ことが不可欠です。

もちろん、既知の関係者をたどって、担当者に提案するのは有効ですし、売り込みを専門にしているPR会社を使うのは早い方法です。



(つづく)
posted by 伊藤雄一郎 | 日経を知ろう